子供の運動神経が飛躍的に伸びる時期
10歳~12歳の時期をゴールデンエイジ(即座の習得)と言い、6歳~9歳の時期をプレゴールデンエイジと言います。この時期の過ごし方が後々、子供の運動神経を左右します。
結論から言うと色々なスポーツをすればよいのですが、現実的には厳しいと思います。子供に色々教えても、本人が楽しくできないと意味がなくなってしまうからです。ですので子供の特性でもある『楽しいこと・自分の好きな事』を含めた、遊びを取り入れると良いと思います。
プレゴールデンエイジ
この時期は神経系が急激に発達します。『スキャモンの発達曲線』で確認しますと、5歳~6歳までに急激に成長し、大体、大人の80%位まで到達しています。12歳までには神経系の発達は100%になりますので、この時期に様々な動作を経験する事で、脳が刺激され、運動神経が発達していきます。
ゴールデンエイジ
この時期は『即座の習得が可能』になります。簡単に言いますと、見よう見まねですぐにできてしまう事です。大人はスポーツ等をする際、動く前に動作を理解してから行動しようとします。ですが、子供は直感で動きのコツをを掴み、その動作を習得していきます。又、この時期に習得した動作は大人になっても落ちにくいという特徴があります。この時期に特定のスポーツを経験するようにしましょう。丁度、競技性や競争などを意識する時期ですので意識して取り組みましょう。
昔の外で遊ぶことが多く運動神経が向上する要素が多かった
鬼ごっこや缶蹴り、竹馬に一輪車など昔に遊んでいたものには運動神経が良くなる要素が多くありました。運動神経は、巧みに自分の体を動かせるということです。これはコーディネーション能力ですので、コーディネーショントレーニングでも向上させることが可能です。
リズム能力・バランス能力・変換能力・反応能力・連結能力・定位能力・識別能力の7つの能力です。個人の能力などもありますので行う内容、ルールなどは自由に設定できます。
例になりますが、簡単なのはケンケンパで色々なステップやリズムで行うことができます。このようはシンプルな昔遊びで、運動神経が伸びますのでお子さんと一緒に遊んでみてはいかがでしょうか?私自身も、日本スポーツクラブ協会マスター子供運動身体発達身体発達指導士の資格を取得しこの間、ZOOMでの講習会の案内が来ていたので、また勉強して皆様に発信できればと、思っております。
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