プールが好き!水が好き!な子供ほど危険なことを教えなければならない

ジュニアスイミング
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自信と過信の違い

自信を持って行動をする事はとても良いことなのですが、自分の力量を知らずに行動をしてしまう子がまれにいます。

足がつかない所へ急に飛び込んだり、水深台から落ちたり等、水が平気でも潜れる子はこういった行動をしやすいです。

それがなぜかというと水が平気だと思っているので、注意力が散漫になってしまうためです。

私自身も指導しているときには、何度かいきなり飛び込んで溺れてる子がいました。

その時はどのようにしたらよいかをクラス全員あつめて説明をし、始めての子には理解してもらい、スクールに通っている子には再確認の意味を込めて話しておりました。

自分のできることをしっかりと理解してもらう

まずは自分の出来ること、出来ない事をしっかりと理解してもらうことから指導していきます。

単に出来ないんだよと伝えてしまうと自信喪失につながり兼ねませんので、まず出来ている事をほめてあげて出来ない事はしっかりと話してあげるようにします。

例としては”○○君は上手に潜れてすごいね!でもまだ足がつかない所に行っちゃうと戻ってこれなくて溺れちゃうからしっかりと注意して歩いてね。

このように自信を持って出来る事はしっかりと行いながら、出来ない事を理解する事により自分は何をすれば良いか明確にする事が出来るようになります。

水難事故にあわない為には

どんなに注意をしていても海、川などでの事故は起きてしまうものです。水難事故にあわない為の1番の方法は近づかない事です。

これが何よりですが、そうはいかないと思いますので自己防衛として、普段からできるところで行動をする癖(自分の境界線明確にする)みたいなものを付けるのが良いと思います。

たとえ泳げても海などは離岸流などもありますので、堤防の際などには近づかないようにしましょう。たまに家族で堤防の際でカニなどを取っているのを見かけますが滑りやすく、転落した際は離岸流により流されてしまうので大変危険です。もし流されてしまった時は焦らず流れに沿って横に泳ぐようにしましょう。岸に向かって泳いでしまうと戻れませんので気を付けてください。

結果:自分をよく理解させ行動をさせること

子供ひとりひとり個性がありますので一概にこれをすればよいというわけではありませんが、自分を理解する事はとても大事な事だと思います。理解し考え、行動、自己評価、改善と繰り返すことで成長につながっていきます。これは子供たちが大人になっても必要とになる、PDCAが自然と身につくようになり、自分で考え自分で行動の出来るようになります。

最近の子供の中には信号が青にもかかわらず先生の合図があるまで動けない子がいるみたいです。考えようによっては先生の言うことをしっかり待ってるようにも思いますが….

しかし、自身での安全確認をするという行動を習慣づける意味では見守ろことも大事だと思います。

次は水が怖い子についての話をさせていただきたいと思います。

案外、水が苦手な子ほど上手になったりするものです。

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